ハーブ No.010 ラベンダー

ラベンダー

<成分名称>
ラベンダー油
<主要成分>
酢酸リナリル・リナロールなど
<作用>
呼吸器系への作用・筋肉、骨格系への作用・循環器系への作用・免疫系への作用・消化器系への作用・内分泌系、生殖器系への作用・神経、心への作用 ・鎮静作用・血圧降下・抗菌、抗ウイルス作用
<使用目的>
ジャム、ビネガー、砂糖菓子、クリームなどの香味料・ハーブティー・バスオイル・アロマセラピー・ハエよけ・香水の香料・化粧品の香料・エッセンシャルオイル・ポプリ
<花言葉>
期待・疑惑・沈・ 豊香・不信・清潔・優美・あなたを待っています・私に答えてください

ラベンダー

lavender

別名

English lavender

和名

ヒロハラワンデル・真正らべんだー・こもんらべんだー

科名

シソ科

学名

Lavandula angustifolia

自生地

日当りのよい場所・温暖な地方・地中海沿岸

<ハーブの成分について>
ラベンダーは、ラテン語で『洗う』という意味の『ラワーレ』から由来しているという説があります。
これは古代ローマの人々が傷を洗う為に浴槽にラベンダーを入れて沐浴していたということからきているといわれています。
香りの女王とも呼ばれるているラベンダーは、とても人気の高いハーブで『万能ハーブ』『万能オイル』と呼ばれるほど頻繁に使われているハーブのひとつです。毎年初夏に開花し、香を楽しめます。花や茎からとれる『ラベンダー油』は、香水・化粧品の原料などでも使用されています。また、精神的なバランスを保つ優れた効果があるとされリラクゼーション用として古くから親しまれています。ラベンダーは、収斂作用・保護作用・皮膚の分泌バランスをとる効果や殺菌作用・抗菌作用・瘢痕形成作用・感染症の防止・外傷ニキビ・湿疹・挫傷・毛細血管の決壊・腫瘍など汎用性があるいわれている『万能ハーブ』として利用されています。

*注意*
「ハーブ図鑑」でご紹介するハーブの効果は、商品の効果・効能を表すものではありません。

<豆知識>
『万能オイル』とも呼ばれているラベンダーは、ヨーロッパ各地での盛んな品種改良や交雑種を生じやすい性質ということからトゥルー・スパイク・ハイブリッドなど様々な原種や品種の異なる植物から抽出されたオイルがあります。なかでも『トゥルー』は汎用性・安全性の点から最も一般的とされています。
高温多湿が苦手なハーブといわれているラベンダーは、西岸海洋性気候や亜寒帯湿潤気候の地域などで多く栽培されています。日本では、北海道の富良野地方のラベンダー畑が有名で、上富良野町・中富良野町・ニセコ町のシンボルに指定されています。「ハーブと言えば?」と質問された時「ラベンダー」と答える人が多いくらい今ではとても認知度の高いラベンダーですが、昔はさほど知られていませんでした。それは、1960年代まで香料の原料用であったためといわれています。現在は、品種改良の推進・栽培技術の進歩・小説や映画(時をかける少女)などのキーワードとしてラベンダーを用いられたことにより認知度が高まり、アロマテラピー用オイルとしても有名になりました。そのアロマテラピーは、ラベンダーととても深い関係があるといわれています。1920年代、フランスの化学者ルネ・モーリス・ガットフォセが研究中に事故を起こしました。この事故の際にラベンダーのオイルを用いてその作用を実感したことからアロマテラピーが始まったという説があります。また、ラベンダーの『殺菌作用』と『細胞成長促進作用』に着目したフランス人軍医が、負傷した兵士をラベンダーで手当てしたという有名なエピソードもあります。